気象による頭痛／慢性肩こり／内臓の疲れ／お通じ改善
手足の冷え／睡眠不足／妊活など

自律神経を整えるはり灸

病気はわるいもの？

「病気」は薬や手術をしてはやく治す、消すなど悪のイメージがあるかもしれませんが、東洋医学では病＝心身からのサインと診ます。病だけでなくそこに至る経緯を特に大切にし、これまでどう生活してきたか？ストレスをためすぎていないか？休息が少なかったのかなどの習慣の見直しをするチャンスでもあります。

病気になってしまってもまずは焦らずに、自分のからだや心を労わる準備をしていきましょう。

‐　健康の定義　‐

大病をされた方ほど残りの人生を健康に大切に日々を過ごそうとするように、私たちの健康は本来尊く希少なものです。しかし、満たされすぎている今の世の中だからこそ、私たちは情報にまみれ時間に追われています。今を生きるのに精いっぱいで楽が出来ればいい、簡単でいい、そんな風に自分を扱うようになってきました。ふと、調子が悪いなと思ったとき、今のあなたはどうしていますか？あなたの身体は一生もの。大切にしていきましょう。

自律神経ってなに

自律神経とは、脳と各臓器をつなぐライフラインであり、体中の血液を管理しています。自律神経が整っているということは血液が全身に巡り健康であることを示しています。

ー　自律神経の不調による症状　－

めまい・たちくらみ／倦怠感／不眠症／頭痛／微熱／冷え／耳鳴り／老け見え／不安感

自律神経セルフチェック

自分の自律神経の状態をセルフチェックしてみましょう。

病院で診てもらったとき、「異常はなし」「原因は分からない」と診断されたことはありませんか？なんとなく不調な気がする…そんなお悩みは自律神経が関係していることが多いです。チェックシートに1つでも当てはまったら自律神経が乱れている可能性があります。現在人のほとんどが自律神経の乱れ、疲れを感じながら生活をしています。

　自律神経セルフチェックシート　

やる気が出なくなった

お腹の調子が悪い

むくみが気になる

すぐに疲れる

いつも不安感がある

天気が悪いと頭痛がする

手足が冷たい

風邪をひきやすい

理由もなくイライラする

いくら寝ても疲れがとれない

ー　生活リズムは自律神経が関与　－

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」とに分けられます。交感神経とは朝起きて元気に活動するために興奮する神経のこと。副交感神経とは身体がリラックスしたり夜寝る前に活発になる神経のことです。この両者のバランスは1：1が健康で理想的だと考えられています。

1：1

活発になりやすいシチュエーション

・朝起きたとき

・仕事をしているとき

・人と話しているとき

・緊張してドキドキしているとき

・運動しているとき

・怒ったりストレスを感じたとき

活発になりやすいシチュエーション

・身体を休めようとしているとき

・トイレをしているとき

・食べたものを消化しているとき

・眠っているとき

・お風呂に入っているとき

・自分にとってリラックスできるとき

ー　あなたの自律神経タイプをチェック　－

「交感神経」はアクセル「副交感神経」はブレーキの役割です。アクセルが過剰になるとエネルギー切れになりブレーキばかりでは進むことがままならなくなります。このタイプはずっと続くわけではなく生活環境や元々の性格が自律神経のバランスに影響を与えます。

なんかやる気でないやタイプ

交感神経

副交感神経

体がだるく眠い。アレルギー症状を感じやすい

上手なバランサータイプ

交感神経

副交感神経

心身ともに健康で不調も特に感じない状態

交感神経

副交感神経

常にぐったりして、覇気がない状態

何をするにもしんどいタイプ

交感神経

副交感神経

せかせかして考え事が多く緊張している状態

頭がいつもフル回転タイプ

また、女性は月経周期や更年期による女性ホルモンの変動が自律神経の働きに影響を与えます。月経の悩み、更年期症状の悪化や気象病は婦人科と自律神経に大きく関わりがあるため定期的な身体のメンテナンスが必要です。

年齢と女性ホルモン

女性の年齢は7の倍数で身体の変化が訪れます。女性ホルモンは初潮から徐々に分泌量が増えて35歳の頃ピークに到達します。35歳以降は女性ホルモンの分泌量が減り閉経を迎えるまでに身体に様々な変化を起こします。女性ホルモンが減ったことで月経とのバランスが崩れて閉経前後10年間を「更年期」この期間に現れる身体の症状を「更年期症状」と呼びます。

なぜ更年期になるの？