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気分の浮き沈み
うつ / いらいら
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気分の浮き沈み

「最近なんだかイライラする…」「急に悲しくなってきた…」とまるでジェットコースターのように気分の浮き沈みが激しくなって自分が心配になってしまうかもしれませんが、これも更年期症状の一つです。女性ホルモンの減少から、気分の変動、不安感など気持ちの変化を感じやすくなります。

気分の浮き沈み​原因
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閉経に近づき、女性ホルモンの減少によって脳の神経伝達や自律神経が乱れます。女性ホルモンと脳の働きは密接に関係しており、特に幸せホルモンの「セロトニン」とやる気ホルモンの「ドーパミン」の分泌に大きく影響を及ぼし気分の浮き沈みなどの精神的な症状があらわれやすくなってしまいます。

​気持ちのセルフケア

気分の浮き沈みを感じていませんか?それは本来のあなたではありませんから不安に感じないで大丈夫です。今の症状とうまく付き合えるようにセルフメンテナンスしていきましょう。

​ー 心の乱れを感じたら?

  • がんばりすぎない

仕事に育児、介護など自分の時間がなかなか取れないとき、自分がいっぱいいっぱいであると自覚してもいいのです。頑張りすぎると自分のバランスが保てなくなりますから、いつもの5割でやってみて、きっとうまく力が抜けるはずです。残りの5割は自分のために使いましょう。

  • 呼吸を意識

息とは(自分の心)と書きます。一生懸命何かに取り組んでいるときの呼吸、深く息を吸えていますか?自律神経は呼吸を行うことで整っていく準備を始めます。忙しく、息が浅くなっていたらすぐ気が付いて深く息を吸う練習からやってみましょう。

  • ​自律神経を整える

​自律神経の基本は4つ「食事、運動、睡眠、排せつ」です。現代は忙しく、4つのどれかがおろそかになることでバランスが乱れています。まずは生活習慣の見直しから行ってみましょう。

◆ 漢方薬によるメンテナンス

気持ちの浮き沈みの原因の一つに「栄養失調」があげられます。サプリメントや漢方で足りない部分を補いメンタルケアを行いましょう。漢方は自分で選ばずに漢方内科や専門医に処方してもらうことをおすすめします。

◆ 専門医による治療

気分が沈んでどうしようもないときは医師や専門の先生に相談しましょう。自律神経による気分の浮き沈みは性格や機嫌の問題ではありません。一人で悩まずに今の自分を理解してくれる専門機関に相談し一緒に解決していきましょう。

◆ ツボ押し

​女性ホルモンUPと自律神経の働きを落ち着かせるツボを優しく押しましょう。お風呂でのリラックスタイムや就寝前ツボにお灸などもお勧めです。

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神門(しんもん)

手首の小指側のくぼみ

​・心身のリラックス

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内関(ないかん)

手首の線から指3本分、真ん中の筋​

​・心身のリラックス

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