生理期間にドバーっと一気に出る日があると思うのですが、その中に血液のかたまりのようなものはありますか?だいたい、【レバー状の塊】なんていわれたりしますが、いかがでしょうか?
「生理中に血のかたまりなんて普通でしょう?」と思っている方もいらっしゃると思います。
実は血の塊は出ないのが『気持ちのいい生理』なのです。
| かたまりの原因は冷え
血の塊は本来ないもの。
ではなぜかたまりができるの?それは子宮の冷えです。
| そもそも経血とは
受精卵が子宮で着床するために内膜というベッドのようなものが壁にコーティングされます。
経血とは着床が確認されなかったときにベッドの血液がはがれ外に放出されたもののことです。
この時に血の塊がでるということは、つまり子宮内膜の環境が良くないということ。
血液がドロドロ=内膜が冷えてしまっているかもしれない=酸素が上手に運ばれていない=内膜の液状化がうまくできていない
と考えられます。
なので血の塊が出ているのが普通って思う方は子宮の状態の見直し大チャンス!
塊が出るということは子宮が冷えているかも…呼吸が普段から浅いかも…
そんな普段の見直しからはじめてみましょう。
| 塊を取り除くには
・まずは全身に酸素を送ろう!
普段から深い呼吸が意識できるといいのですが何かに集中していると意識せず浅い呼吸になってしまっていますよね。思い出した時でいいから、深呼吸!
・骨盤を温めましょう。これ大事!
お風呂上がりの腰回し、腰を回して骨盤と下半身に血液をおくりましょう!冬の時期は直接お腹温めもいいですよ、レンジで温めるあずき枕(薬局で売ってます)もお勧めです!
・カフェインを減らし水分を摂ろう!
「水分は摂ってるけどコーヒーが好きで…」という方が本当に多いです。コーヒーも確かにおいしいし香りがいい♡ですがカフェインは冷えの原因になります。コーヒーを飲むならノンカフェイン(出来たら水一択)を1日1~1.5lは摂るようにしましょう。
| 塊がなくなると嬉しい変化
内膜の環境が良くなることで得られる嬉しい変化ですが、まずは妊活にとてもいい環境づくりになります。内膜の厚さの変化やふかふかの内膜によって着床しやすくなり妊娠に一歩近づくことができます。
また、婦人科疾患の予防や改善につながります。子宮がかかわるの疾患にはさまざまなものがありますが、特に内膜症や生理不順はこのドロドロの血液が痛みや辛さを生んでいます。
毎月の月経、量や痛みで悩んでいる方は特にやってみてほしいと思います。
| 余談ですが
私は元々痛みがないほうですが、やはりストレスが多くかかったり疲れていた時期の月経は辛いものがありました。「月経は前の月の通信簿」という言葉がありますが、もし今月の月経が辛かったら前の月に何をして、何を食べて、どれだけ睡眠がとれていたか、またどんなストレスがかかっていたかを振り返ってみてください。
すると今月の月経があなたの頑張り(主、頑張りすぎているよ)を評価するように反応してくれます。
気持ちのいい生理を自らの手で取り戻していきましょう。
自分を観察し、大切にする。
FLOWERでは現代人への無理のないボディケアを発信しています。
本日もご覧いただきありがとうございました
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